てんかんという病気、聞いたことがある方も多くいらっしゃると思います。てんかんとは発作を繰り返す脳の病気です。では、いったい何が原因でその病気になってしまうのでしょうか?当サイトでわかりやすくご説明いたします。

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瞳孔が開いて失禁している場合はてんかん発作を疑おう

てんかんは突然激しい症状が起きるため、周囲の人が焦ってしまうことも多い病気です。ただ、症状が激しいわりに心配いらないことも多く、落ち着いて適切な対処を行うことが重要です。

てんかんとは脳の興奮によって引き起こされる様々な症状を現す病気ですが、この興奮が起きる部分によって症状に違いが見られます。脳の全体が一度に興奮してしまった場合は最も症状が重く、意識を失ったまま全身が硬直したり激しくけいれんします。この際、瞳孔が開いていたり失禁してしまうこともあります。この二つが同時に起きると身体的な激しいけいれんが起きていることを示すので、まずてんかん発作を疑います。瞳孔が開くと万一の事態を想像して慌ててしまいがちですが、数分から10分程度ですぐに意識が回復することも多く、命に関わるような事態にはならないので安心してください。重症になればなるほど発作が起きる間隔が短くなり、頻度も増えていくのでできるだけ早いうちに適切な治療を開始することが必要です。

てんかんは自分の症状に合った薬を適切に服用すれば、ほとんど発作を抑えることができます。抗てんかん薬には脳の興奮を抑える成分が含まれ、毎日服用することで効果を得やすくなります。逆に言うと、1度でも服用を忘れると発作が起きる可能性が上がってしまうため、一人で入浴する場合や車の運転をする場合などは注意が必要です。また、薬を使用しても効果が得られない場合は手術による治療も検討されます。手術で根本的な脳の異常を改善させることができれば、薬に頼らなくても発作を抑えることができ、生活の質の向上にも役立ちます。投薬や手術は病院で医師の診断を受けながら進める必要があるので、発作が起きたらすぐに受診するようにしましょう。

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