てんかんという病気、聞いたことがある方も多くいらっしゃると思います。てんかんとは発作を繰り返す脳の病気です。では、いったい何が原因でその病気になってしまうのでしょうか?当サイトでわかりやすくご説明いたします。

10代のてんかん発症率と就職で夜勤は避けるべき?

てんかんとは脳の慢性疾患で、脳のニューロンに突如生じる電気的興奮によってさまざまな症状の発作が繰り返し起こることが特徴です。
てんかん患者の約8割が10代で発症し、完治することはないと言われています。
現在は医学の進歩により、非常に効果の高い薬が使用され、発作を抑えることが可能になっています。
てんかん患者が就職を考えるとき、いくつか抑えておくべきポイントがあります。

1.てんかん患者が就くことができない職業がある:発作が起きたとき、自分や他人の命にかかわる仕事には従事できません。
 ・運転を伴う仕事:トラックや列車などの特殊車両や飛行機、船舶などの運転はできません。
  (但し、一般車両に関しては2年ほど発作がなければ許可されます。)
 ・高所での作業を伴う仕事:とび職や建設作業員は高所で発作が起きたときに、命にかかわるため就業できません。
  また、自衛隊員や消防士も同様です。
 ・銃の取り扱いのある仕事:安全上の問題から制限があります。
2.発作を誘発する素因が多い職業
 発作は睡眠不足や疲労、ストレス、光刺激などで誘発されると言われています。
 そのため、てんかん患者は規則正しい生活を送ることが望ましいのです。
 かつて医師や美容師はてんかん患者は就くことのできない職業でしたが、現在では国家試験に合格し、発作が出なければ就職
 が可能です。
 夜勤や時間外労働の多い職業は避けるべきではありますが、本人の強い希望、適正、能力があれば可能です。

現代において、てんかんはまだまだ理解を得にくい病である、ということも言えます。
職場に告知する義務はありませんが、理解を得るうえでできるものであれば告知しておいた方が、万一発作が起きたときに理解を得やすいでしょう。
また、自身の発作がどのようなもので、どのようなときに起きるのか把握しておくことが一番重要だと言えます。