てんかんという病気、聞いたことがある方も多くいらっしゃると思います。てんかんとは発作を繰り返す脳の病気です。では、いったい何が原因でその病気になってしまうのでしょうか?当サイトでわかりやすくご説明いたします。

重症の脳性麻痺はてんかんを併発するのか

てんかんとは、大脳における神経細胞の伝達が異常な放出をすることで引き起こされる病気で、発作が起きると痙攣や意識障害などを引き起こします。
てんかんの発作が起きても、それ自体が死に至るものではありませんが、発作が起きた時にとる行動によって命を落とす危険があります。
例えば、痙攣を抑える事ができず、勢いあまって舌を噛み切ってしまったり、ニュースなどでも何度も取り上げられているように車の運転中にてんかんで意識を失い歩行者を巻き込んでの大事故を引き起こしてしまうこともあるのです。

てんかんを引き起こす原因にはいくつかありますが、重症の脳性麻痺の合併症状としててんかんが発症することがあります。特に重症の心身障害が出ている子供の場合、合併症状が出る確率は、6割から7割と極めて高い数字になっています。通常の発症率が1%未満であることを考えると、以上とも言える割合です。合併症状として現れたてんかんは、通常の場合と比べて極めて治療が難しくなり、薬を投与しても効果が出にくくなります。

なぜこれほどまでに脳性麻痺の患者が合併症状として、てんかんが出てしまうのかというと、脳性麻痺が脳に損傷を受けている状態であるため、神経の伝達が上手くいかなくなることが多いのです。

子供の頃に発症してしまうと、成長するにつれて、その症状も変化していくことが考えられるので、治療をするにあたっては、充分な注意が必要となります。

なお、小児脳性麻痺は、何故起きるのかというと体重が少ない低体重児が、脳に酸素が届かなかった時に起きる事が多いのです。
出産をした時のトラブルで酸素の供給が出来なかったということがよくあるので、重いものを持ち上げない、過度な運動を控える、といった早産の予防をすることで、ひいては合併症の転換を予防することにもつながります。