てんかんという病気、聞いたことがある方も多くいらっしゃると思います。てんかんとは発作を繰り返す脳の病気です。では、いったい何が原因でその病気になってしまうのでしょうか?当サイトでわかりやすくご説明いたします。

大声で叫ぶなどのてんかん発作が出たら脳波を検査する

てんかんとは、突然意識を失って反応がなくなったり、けいれんや手足の硬直などを繰り返し起こす病気です。
発作は、脳の一部の神経細胞が、突然一時的に異常な電気活動を起こすことで生じ、電気発射が起こる部位によって症状は違ってきます。
原因が脳腫瘍や外傷などの明らかにわかっている場合は、症候性てんかん、原因が分からない場合を特発性てんかんと呼ばれています。

適切な治療を行うことで、大部分の患者の発作を抑えることができ、社会生活も支障をきたすことなく送ることができます。ただ抗てんかん薬などでは発作を抑えることができない難治性てんかんの場合、複数の治療薬の調整や、外科治療が必要な場合もあります。
発作というと、けいれんや意識消失などの症状が頭に浮かぶかもしれませんが、全身症状は、てんかん発作のごく一部で、頭痛や吐き気、動作が停止して一点を見つめるなどのいろいろな症状があります。
脳の特定の場所が過剰に興奮したときに起こる現象なので、脳のどの部位が過剰に興奮するかで、大声を上げて叫ぶ、泣き出す、床を転げ回るなど症状に違いが現れます。

てんかんの診断には、発作前や発作中、発作後の症状を伝えることが大切です。本人は発作中のことを覚えていませんから、家族から聞いたり、発作が起きているときの動画を撮っておくと診断に役立ちます。
また脳波は診断に大変重要で、繰り返し脳波を測ったり、一晩中行う終夜脳波検査などを行う場合もあります。
その他にも、大脳の形成障害や脳腫瘍がないかなどを調べるため、MRIや、CT、PETなどの検査も行います。
こういった検査でてんかんと診断された場合には、適切な治療を行うことで、日常生活を送ることができます。